興信所 群馬

興信所とは?

「探偵」や「浮気調査」など、「興信所」以外の言葉で検索をしても、

 

「興信所」という言葉を含んだ記事や会社名がします。多くヒットします。

 

逆に、「探偵」や「探偵事務所」という言葉で検索した場合も、「興信所」という言葉を含んだ記事や会社名が

 

多くヒットします。

 

この事から、「興信所」と「探偵事務所」は語尾に付く漢字から、同じような「所」だと予想されるでしょう。

 

実際のところ、現在、「興信所」も「探偵事務所」もほぼ同様の仕事をしている場合が多いです。

興信所の定義とは?

●  【大辞林】 (三省堂)では、次のように定義しています。

 

個人や企業の信用・財産などを秘密に調べ,依頼者に報告する民間の機関。

 

 

●  【ブリタニカ国際百科大辞典】では、次のように定義しています。

 

個人または法人の経歴,人物,資産または営業状態などを調査する機関。
結婚,就職などに関係して個人の調査も行うが,本来の主要業務は商工業者の信用調査にあり,商業興信所とも呼ばれる。
営利的なものと非営利的なものとがあり,前者は会社組織であり,後者は通常同業商工業者の会員組織である。

興信所の歴史

● 日本で最初の興信所は、1892年(明治25年)に発足した「商業興信所」です。

 

この商業興信所は、日本銀行と大手銀行グループの共同出資で設立されました。

 

 

● その後1900年(明治33年)には、現在の「株式会社帝国データバンク」の前身である「帝国興信社」が

 

創業し、その2年後に「帝国興信所」と社名変更しています。

 

(現在、「株式会社帝国データバンク」とは別に、「株式会社帝国興信所」という会社も存在します)

大手の調査会社の例

【株式会社帝国データバンク】

 

明治33年に創業し、当時(明治35年〜)社名に「興信所」という文字を付けていた大手の調査会社があります。

 

会社案内を見ると、事業内容の欄に次の2つの項目が記されています。 (一部抜粋)

 

・ 企業信用調査
・ 信用リスク管理サービス

 

この欄に、個人的な所在・行動・浮気・などを調査すると思われる項目はありません。

 

取引先の欄を見ると、

 

・ 一般企業、政府官公庁、自治体

 

と記されており、一般個人ではなく、企業や役所に対して活動を行っている事がわかります。